一般的な質問
48 Hour Film Projectとは何ですか?
コンセプトは簡単。映画制作チームが週末の間に短編映画を制作します。48 Hour Film projectとは、各参加チームが、脚本、撮影、編集、そして楽曲の付け加えに至るまでの全ての創作活動を金曜日の午後7時の開始から日曜日午後7時までの48時間以内で行う映画製作コンペティションのことです。そしてコンペの翌週以降に完成した映画が映画館で上映されます。
参加料はいくらですか?それは個人ごとですか、それともチーム全体に適用されますか?
登録料はチーム全体に適用されます。料金は場所によって異なりますが、米国の都市では同じ料金設定です。米国外の48 Hour Film Projectでは、料金は異なります。
日本で参加する場合の登録料
米国での場合
• 初開催都市:チームごとに135ドルから155ドル
• 再開催都市:チームごとに158ドルから198ドル
早めに登録すると料金を節約できます。料金は、登録時期(早期、通常、直前)によって異なり、早めに登録すればするほど安くなります。
やむを得ず辞退する場合、どのように手続きを行いますか?
コンペティションから辞退するには、映画制作ルール:払い戻しの項を確認し、条件および手順に従ってください。
いつ私の町で開催されますか?
各都市の日程は48ウェブサイトに掲載されています。 もし日付が明示されていない場合は、まだ開催日が決定されておりません。通常2ヶ月前から日付の告知を始めます。あなたの街にいつ48HFPが開催されるかをいち早く知りたい場合は、あなたの街のメールマガジンに登録してください。また、都市ごとのソーシャルメディアもぜひフォローしてください。
どのような映画を作るのでしょうか?
それはフィルムメーカー次第です。 しかしながら、各チームはコンペ開始前に抽選によって製作する映画のジャンルを選ばなければなりません。2024年度はジャンルは30種類があります。各チームは、2つのジャンルから1つを選択することができます。それに加え、参加チームには、映画で使用しなければいけないキャラクター、小道具、台詞をお題として与えられます。
誰が映画を見るのですか?
映画は地元の劇場で上映されます。もちろん、製作チームのメンバー、家族、友達がみなさんの映画のプレミア上映を楽しむ為に映画館に足を運ぶでしょう。そして地域の映画コミュニティの支援者や、何か新しいもの、新鮮なものを見たがっている目の肥えた映画ファンが、皆さんのクリエイティブなエネルギーを感じる為にあなたの映画を見に来るでしょう。
48HFPで作られた映画は有名な映画祭でも上映されます。 2003年以降、受賞作品はオースティンのSouth by Southwestで上映されています。2006年からはアルバカーキで開催された48HFP独自の映画祭、Filmapaloozaで上映、2004年、2005年、そして2007年はサンノゼの Cinequest、2009年からはNAB Showで上映、2008年から2010年まではマイアミ国際映画祭で上映、2007年、2008年、2009 年、そして2010年以降は選抜した作品の上映をフランスのカンヌ映画祭映画祭短編映画部門で行われ、また他の多くの映画祭で我々の映画は紹介されています。
誰に参加資格がありますか?
48HFPはプロ、初心者を問わず、全てのフィルムメーカーの参加を受け付けております。 規則では、全てのチームメンバー(クルー、キャスト)はボランティアであることが定められています。ほとんどのチームは映画やビデオのプロフェッショナルで構成されていますが、経験の有無は賞に直結するわけではなく、初心者チームが大きな賞を受賞したこともあります。マーティン・フリーマンやJ.K.シモンズなどの有名な俳優が48HFP映画に出演したこともあります。
チームの構成人数に制限はありますか?
制限はありません。 過去、最も少人数だったチームはたった一人で構成されていました。彼はカメラをセットし、その前で演技しました。最も大きかったチームはアルバカーキのチームで、116人の人間と30頭の馬で参戦しました。各チーム平均人数は約15人です。
私は同じ都市で複数のチームに参加できますか?
参加できます。 うまく予定を組まれることを望みます。それぞれのチームリーダーに確認をとってください。
映画はどのくらいの長さですか?
最短で4分、最長で7分です。 通常、時間が短い方が緻密で面白いし市場性もあるので、短い方が良いでしょう。
いつ、どこで上映されますか?
コンペティションが終了してから数週間以内に、参加都市近辺の映画館にてプレミア上映会が開催されます。 共に刺激的な週末を過ごしたクルーやキャスト、応援してくれた友人達や家族と一緒に映画館に行きましょう!
どの都市で48HFPは開催されますか?
プロジェクトは2001年、ワシントンD.C.で開催されたのを初めとし、2023年には世界各地約100都市で開催されました。2024年度は 更に多くの都市で開催されます。
プロジェクトはどのように宣伝されますか?
地元の様々なメディア、ウェブ上で、そして口コミで宣伝されます。各地のフィルムメーカーや映画製作団体の間で48HFPはきっと大きな話題となるでしょう。 48Hour Film Projectは各開催地の地域や全国メディアから大きな関心を集めています。CNNからワシントンポスト、L.A.タイムスなど、これまでに我々は 何百もの報道機関によって取り上げられています。
48HFP終了後、自分の映画をどのように扱えばいいですか?
せっかく作った映画です。世に出してください!映画祭や映画祭や公共の上映会で上映したり、またはウェブサイトにアップするなど、できるだけ多くの人に観てもらってください。チームリーダー協定の内容を遵守しつつ、どう取り扱うかについては、こちらのページを御覧ください。
修正した48HFP映画を公開していいですか?
公開できます。 公開に関しては48HFPに登録する際、チームリーダー協定の内容に忠実である必要があります。もしその映画が修正版であるなら、タイトルカード及びエンドクレジットに次の一文を付け加えてください。
"The concept for this film developed during the 48 Hour Film Project. www.48hourfilm.com"
コンテストで世界一の最優秀作品の選抜はありますか?
あります。 各都市で"Best of City Film(作品賞)"として一つの映画が選ばれます。そして世界中の"Best of City Film"によりって2024年度48 Hour Film Projectの"Best 48 Hour Film of the year(最優秀作品賞)"のタイトルが争われます。
どのような賞品がありますか?
Filmapaloozaのステージで各都市の勝者には特製トロフィーが授与されます。 都市の代表として決勝に進出します。賞に関しての詳細は『賞』のページを御覧ください。
私はコンペで勝てるでしょうか?
勝利の意味はあなた次第です。 過去何年にも渡って、48HFPに参加した数多くのフィルムメーカー達から我々に寄せられた言葉はどれも、48HFPの週末はとても素晴らしいものだったというものでした。彼らは48HFPに参加することで、創造的才能を存分に使い、友人と楽しい時間を過ごし、そして映画を作ることに酔いしれたのです。もし勝利という言葉に素晴らしい時間を過ごすという意味があるなら、あなたは必ずそれを得ることができるでしょう。
各都市では「作品賞」を含む複数の賞が発表されます。クリエイティブな仲間がいて、48時間以内に映画を制作できれば、賞を獲得できるかもしれません。
48HFPに出場することによってお金持ちになれますか?
おそらく無理でしょう。 過去には映画が配信のために購入されたこともありますが、それはまれなケースです。多くの人々が48HFPに参加するのをとても楽しんではおりますが、我々が知る限り、48HFPの映画を売って大金を得た人はいません。しかしながら、いくつかの48HFPで作られた作品はSXSWを含めた大きな映画祭で上映され、そのフィルムメーカー達は成功を収めています。中には映画祭の賞品として10万ドル相当の映画製作の機会を獲得した人もいます。
さらに、我々は48HFPにおいて、もしあなたの映画を配給することによって収益を得ることができるのであれば、その一部をあなたが受け取れるような仕組みを作っています。我々はこの処置が公正かつ衡平であると信じております。ご存知かと思いますが、ショートフィルムのマーケットはほぼ存在しません。しかしながら、48時間の概念と我々の映画が大きなコレクションの一部であるということに多くの関心を集めています。結論として、48 Hour Film Projectは非常に楽しい経験になりますが、莫大な利益を得ることは期待できません。
誰が審査をするのですか?
各都市において、映画、ビデオのプロフェッショナルの方々に審査員をしていただきます。
これらの審査員はそれぞれの分野で豊富な経験を持っています。我々は彼らに公正かつ衡平であることを求めます。審査員は彼らの時間と才能を各都市のトップフィルムを選出する為に提供してくれます。各都市の最優秀賞を選ぶことに加えて、彼らは他の複数の賞に対する受賞者を選出します。国内または国際レベルの審査員としてジュリアン・ムーアのような俳優、監督ではサイモン、ウェスト(Con Air)、編集者ではセルマ・スクーンメーカー(Raging Bull, The Departed)のような方々が含まれています。
しかし、我々が審査員をどれだけ慎重に選択しても、審査そのものは極めて主観的なものです。多くの場合、一つの映画に対して熟考された二つの批評は著しく違うものです。例えば、"地獄の黙示録"についてジーン・シスケルとロジャー・エバートとの間で長い間繰り広げられた論争をはじめ、"スターウォーズ"に対するポーリーン・ケールの相反する感情を持った批評。同様に、48HFPにおいても幾度も、人によってはお気に入りの作品が、その都市で優勝しないことがあります。芸術を評価するということに関して言えば、多くの場合は個人の主観が大きく影響するということです。
48HFPのスポンサーになれますか?
もちろんです!
地元のスポンサーに興味がありますか?あなたの都市のプロデューサーにお問い合わせください。
国際地域または世界のスポンサーに興味がある場合は、総合プロデューサー、マーク・ルパートにメールをお願いします。